便利なPerlモジュールのメモ
Getopt::Long †
- コマンドライン引数のオプションを解析するモジュール
- 柔軟にカスタマイズができ、使いやすい
- Getoptシリーズには他にもたくさんモジュールがある
- コアモジュール
Statistics::Descriptive †
- 平均や分散、標準偏差など統計量の計算を行うモジュール
- オブジェクト指向な設計
- 実験データの分析とかに使える
- Ubuntuならば、libstatistics-descriptive-perlという名前でAPTからインストール可能。
Text::BibTeX †
- BibTeXデータベースファイル(.bibファイル)を読んだり書いたりするパーサライブラリ
- libbtparseというC言語用ライブラリを利用しているようだ。
- Ubuntuならば、libtext-bibtex-perlという名前でAPTからインストール可能。libbtparseも依存関係で自動的にインストールされる。
Email::Date †
- EメールデータからDate:ヘッダを抜き出したりして日付を適切にパースするモジュール。
- メールボックスファイルの解析とかに使える。
- Ubuntuならば、libemail-date-perlという名前でAPTからインストール可能。
- libemail関係のモジュールは他にもたくさんある。
YAML::Tiny †
- YAMLで書かれたデータファイルを読み込んだり、YAMLで書き出したりできる。軽量版。
- YAMLはデータ記述言語の一つ。読みやすく、書きやすい。
- Ubuntuならばlibyaml-tiny-perlという名前でAPTからインストール可能。
Test::Exception †
- http://search.cpan.org/~adie/Test-Exception/lib/Test/Exception.pm
- コードがdieするかどうか、dieするならどういう例外オブジェクトをthrowするのかをテストする
Test::Warn †
- http://search.cpan.org/~chorny/Test-Warn/Warn.pm
- コードが警告メッセージを吐くかどうか、吐くならどういうメッセージかをテストする
Test::SharedFork †
- http://search.cpan.org/~tokuhirom/Test-SharedFork/lib/Test/SharedFork.pm
- テスト中にforkした場合でも親子プロセスでテスト番号の一貫性を保つ
Test::MockObject †
- http://search.cpan.org/~chromatic/Test-MockObject/lib/Test/MockObject.pm
- モックオブジェクトを作るためのモジュール(名前のまんま)
- モックメソッドをつけてそれらがちゃんと呼ばれているかなどをテストできる。
Bundle::CPAN †
- http://search.cpan.org/dist/Bundle-CPAN/
- CPAN.pmに関するいろんな便利モジュール詰め合わせ
Exporter::Renaming †
- http://search.cpan.org/perldoc?Exporter%3A%3ARenaming
- このモジュールを使ってexportしたシンボルはimport側で自由に名前を変更できる。
Sub::Call::Tail †
- http://search.cpan.org/perldoc?Sub%3A%3ACall%3A%3ATail
- サブルーチンのtail callを書きやすくする
- tail callとは平たく言えば「帰ってこないサブルーチンコール」ということか。スタックフレームを積まずにサブルーチンを実行する。
- やっていることは goto &NAME と同じっぽい。
- 参考: http://perldoc.perl.org/functions/goto.html
Path::Class †
- http://search.cpan.org/perldoc?Path%3A%3AClass
- クロスプラットフォームな方法でファイルパスを扱う
- ファイルやディレクトリに関する基本的なI/O処理の機能も提供。
Data::Printer †
- http://search.cpan.org/perldoc?Data%3A%3APrinter
- p()という関数でデータ構造をダンプ出力。
- 色付けもできる。