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マイナーかもしれないが使えそうなパッケージについて

Hevea - Tex-HTML converter

TeXで書かれた文書をHTMLに変換するプログラム。

hoge.texを変換する場合、

$ hevea hoge

として使う。

当初は日本語に対応していないのかと思われたが、 プリアンブルに

\usepackage[utf8]{inputenc}

を書いたらうまくいった。(日本語エンコーディングがUTF-8の場合)

他のコンバータとの違い

  • latex2html

latex2htmlはTeX文書を構造化し、セクションごとに別々のHTMLファイルを出力する。 また、数式はインラインのものを含め、原則的に全て画像として出力するようだ。 構造的になるのが嬉しい場合も多いだろうが、面倒といえば面倒。

  • tth

tthはどちらかというとheveaに似ているが、 数式などに登場するギリシャ文字などの記号をsymbolファミリと呼ばれる 特殊なフォントセットで表示しようとする。 従って、フォントの設定を正しく行っていないとブラウザで見てもおかしくなるし、 コピペしてもUnicodeにおける本来の記号が得られるわけではない。

一方、heveaはギリシャ文字などの記号をHTMLエンティティで出力する。 最近のブラウザであれば大概のHTMLエンティティの表示はできるし、 コピペする際にもUnicodeにおける適切な文字を引き出してくれる。

disper - on-the-fly display switcher

コマンドラインで利用可能な外部モニタ出力ユーティリティ。

Ubuntu/xrandrで外部モニタ出力で書いたように、 xrandrを使えば簡単にモニタ出力制御はできる。 しかし、ドライバによってはxrandrにそもそも対応していない場合がある。 特にNVidiaのプロプライエタリドライバはそのままの状態では xrandrに対応しておらず、コマンドラインからワンタッチでモニタ出力を制御することは 少々難しい。*1

disperはNVidiaのプロプライエタリドライバにも対応している外部モニタ制御ユーティリティ。 使い方は拍子抜けするほど簡単で、同じ画面を複数ディスプレイに表示させたいのなら

$ disper -c

デュアルヘッドとして使いたいなら

$ disper -e

とするだけ。

2009年5月時点ではdisperは公式パッケージとはなっていないが、 製作者のPPAから インストール可能。


*1 執筆時の筆者の環境: Ubuntu 8.04, Xorg 7.3の場合
Last-modified: 2009-05-31 (日) 04:59:32 (3580d)