Xubuntu 9.10 Karmic Koala インストールメモ
インストールとセットアップ †
ファイルシステム †
- ext4で巨大ファイルが壊れるかもしれないらしいので、ext3でインストールすることにした。
まずはアップデート †
$ sudo aptitude update $ sudo aptitude safe-upgrade
日本語環境の整備 †
- http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/karmic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo apt-get update
- 言語サポート
- インストールされていなかった言語パッケージをインストール。
- 日本語と英語をインストール
- なんかパッケージングのバグのせいでOpenOfficeとかがインストールされるっぽい。
- 日本語リミックスパッケージをインストール
$ sudo aptitude install ubuntu-desktop-ja
- 日本語環境セットアップヘルパから以下をインストール
- ttf-umefont
- ttf-konatu
- lv
- flashplugin-installer
- xpdf-japanese
- poppler-data
- latex-env-ja
- latex-extra-ja
- ttf-ipamonafont
- lha-sjis
- adobereader-jpn
- adobereader-ipamonafont
- Xコアフォントをインストール
$ sudo aptitude install xfonts-ayu xfonts-shinonome
~/.xprofile †
setxkbmap -option ctrl:nocaps setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp
と設定。このファイルに設定を書くのが正しいのかはよく分からない。 9.10ではgdmの仕様変更(あるいはバグ?)のせいでデフォルトで~/.xsessionが実行されないので、 さしあたり.xprofileに書いておくといいようだ。
参考:
- https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=45426
- https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/gdm/+bug/465349
キーボードショートカットの設定 †
xflock4 -> <Control><Alt>L amixer set Master 5%+ -> <Super>Up amixer set Master 5%- -> <Super>Down
- nocapsをした状態だとCtrlを使ったショートカットを設定できないバグは解消されているようだ。
restrictedパッケージのインストール †
$ sudo aptitude install xubuntu-restricted-extras
~/.config/user-dirs.dirs †
- "デスクトップ"や"ダウンロード"など、デスクトップ環境で用途の割り当てられたディレクトリの設定。
- 英語のディレクトリ名に変更。
~/.config/Terminal/terminalrc †
- 実はTerminal(xfce4-terminal)はGUIで設定できる項目の他、このコンフィグファイルを直接いじって変更できる項目がある。
- 例えば、デフォルトのサイズを設定するのにはコンフィグファイルをいじる必要がある。
Emacs †
$ sudo aptitude install emacs23 anthy-el
- Emacs23が正式リリースされ、Ubuntuでもsnapshotではなく正式パッケージとして使えるようになった。
- anthyの動作が重いので、以下を.emacsに追加 (参考: http://sourceforge.jp/tracker/index.php?func=detail&aid=11263&group_id=14&atid=132 )
(if (>= emacs-major-version 22) (setq anthy-accept-timeout 1)) - デフォルトのフォントはVL ゴシックになっている。12ポイントのIPAモナーゴシックを使う場合、以下のように設定する。
(set-frame-font "IPAMonaGothic-12:spacing=0")
"spacing=0"をつけないと、何故かフレームの横幅が本来の幅の倍近いサイズになってしまう。 (参考: http://hirono-hideki.sblo.jp/article/33670021.html ) - Emacs23になって、例えばタブ補完の候補文字列を表示する時など、Emacsが自動的にウィンドウ分割を行う場合は、
Emacsの高さと幅のバランスを考慮して縦分割にするか横分割にするかを自動的に決めてくれるらしい(split-window-sensiblyという関数)。
これはこれで便利なのだが、個人的には自動的な分割は常に縦分割が好み。常に縦分割をやらせるには、
(setq split-height-threshold 0) (setq split-width-threshold nil)
を.emacsに書いておく。 - Emacs23のその他の変更点についてはUbuntu/Emacs23NEWSに。
- 追加モード
$ sudo aptitude install gnuplot-mode php-mode css-mode emacs-goodies-el elscreen
- Emacs上で使えるメールクライアントWanderlust
$ sudo aptitude install wl
- さらにそのWanderlust上で使えるスケジュール管理ソフトMHC。 KarmicのMHCはEmacs23で依存関係を解決できない(Emacs22がインストールされてしまう)。 そこで、ダメ元でLucidのレポジトリからdebファイルを落としてインストールしたらうまくいった。
~/.bashrc †
デフォルトからの変更はこんな感じ。
alias ll='ls -lh' alias go='exo-open' alias rm='rm -i' alias mv='mv -i' alias cp='cp -i' alias ta='ta -i'
/etc/updatedb.conf †
PRUNEPATHSに/mntを追加。
/etc/cron.daily/apt †
RandomSleepを180に変更。
/etc/default/grub †
タイムアウトを5秒に変更。
GRUB_TIMEOUT="5"
で、アップデート。
$ sudo update-grub
Firefox アドオン †
オフィスソフト †
- OpenOffice.orgはインストール済みだった。言語パッケージとの依存関係のバグのせいらしい。
- GTK+サポートをインストール。
$ sudo aptitude install openoffice.org-gtk
- GNOMEオフィス系のプログラムを削除
$ sudo aptitude purge gnumeric gnumeric-common gnumeric-doc abiword abiword-common abiword-help abiword-plugin-grammar abiword-plugin-mathview abiword-plugins
asfbin †
- 動画結合・編集ソフト
- Linux版もあるが、Windows版をWineで使う方が安定している。
- asfbin配布元( http://www.radioactivepages.com/ )からWindows用zipパッケージをダウンロードし、Wineのディレクトリにコピー。
$ cp asfbin.exe ~/.wine/drive_c/windows/system32
Dropbox †
- https://www.dropbox.com/downloading のページ"What if I don't use Nautilus or X?"のセクションからリンクされている、
Dropbox公式CLI"dropbox.py"をダウンロードして、~/binに放り込んでおく。
$ mv dropbox.py ~/bin/dropbox $ chmod 755 ~/bin/dropbox
- で、CLIからインストール。
$ dropbox start -i
- Nautilusが無くても機能的には全く問題ない。
その他パッケージインストール †
- Inkscape 0.47
$ sudo aptitude install inkscape
- Comix
$ sudo aptitude install comix
- numlockx (起動時にNumLockをONにする)
$ sudo aptitude install numlockx
- Wine
$ sudo aptitude install wine1.2
- mplayer
$ sudo aptitude install mplayer
- libdvdcss
$ sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh
DVDもTotemで問題なく見れた。 - 開発関係パッケージ
$ sudo aptitude install manpages-dev build-essential
GDMのカスタマイズ †
- なんかGDMのバージョンアップだか何かがあったせいか、GDMのテーマその他のカスタマイズが面倒になった。
- とりあえず、以下のコマンドでユーザリスト非表示にしておく。
$ sudo -u gdm gconftool-2 --set --type boolean /apps/gdm/simple-greeter/disable_user_list true
(参考: http://d.hatena.ne.jp/jitsu102/20091119/1258625586 ) - 本当はグラフィカルなテーマもカスタマイズしたい所だが、めんどくさそうなのでとりあえず放っておく。
2010/02/20追記
GUIでGDMのログインテーマをカスタマイズできるツールを偉大な誰かが開発したらしい。
情報:
- https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=50337
- http://www.ubuntugeek.com/gdm2-setup-a-login-interface-management-utility-for-the-new-gdm.html
こんな感じ。
まだ設定可能な項目は少ないけど、これから増えていくのかな?
壁紙の変更をやってみたが、xsplashは変更されるものの、gdmの壁紙は変更されない。 でも、gconftool-2で調べてみた限りではちゃんと変更した壁紙が使用されそうな感じになっている。 デフォルト壁紙の、/usr/share/xfce4/backdrops/xubuntu-karmic-gdm.pngそのものを差し替えたらgdmの壁紙が変更された。 ・・・gconfやxfconfの設定が反映されていない? なぜだ?Xubuntuだからか?まさかどっかにハードコードされてはいないよなあ。
問題点(と解決法) †
LaTeX: dvipdfmxでエラーとか警告とか †
- dvipdfmxを使うと以下の警告がでる。
** WARNING ** Could not open config file "fontmapsx"
- jsarticleなんかをクラスファイルとして使うと、エラーも併発してPDFファイルが生成されない。
- 9.04の時からあった既知のバグらしい。解決策は
- まず
$ sudo nano /etc/texmf/dvipdfm/dvipdfmx.cfg
として、末尾にf jis-cjk.map
を追加。 - パッケージを追加。
$ sudo aptitude install cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1 cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2 latex-cjk-japanese
とにかくなんでもかんでもインストールしておくのがいいようだ。
- まず
- 参考:
Totemで一部のWMVファイルの再生ができない †
- 自分の環境では、どうもMicrosoft Windows Media VC-1という動画フォーマットのものが再生できないっぽい。
- 9.04環境では同じものをtotemで再生できる。
- MPlayerでは再生できる。
- このバグと同じ??
iBusの不満な点 †
ま、Emacs使ってりゃいいんだけど・・・
- Shift押しながら入力することで一時的に半角英数入力になれない。
- 言語パネルを表示しないと各エンジンの詳細設定画面には入れない。
- 無変換が分節ごとではなく未確定文字列全体にしか効かない。
- 2009/09/11の本家開発のコミットで修正されているっぽい。
- http://github.com/phuang/ibus-anthy/commit/048ee7090317bfefea29d7054eac2d39bd8d6a01
- 無変換を1回押すといきなりカタカナになる。(1回目はひらがなが好み)
- "/"のデフォルト入力が/(全角スラッシュ)であって、・(中黒)ではない。
anacronが発動しない †
Karmicインストール以来、システム起動時に実行されているはずのanacronが実行されていない。 おかげでupdatedbもされないし、アップデートのチェックもされない。
$ sudo service anacron start
として、起動後に手動でanacronを実行すれば大丈夫。
/var/log/syslogを見るかぎり、起動時にanacronが実行されているものの、数秒以内にTERMシグナルを受けて強制終了してしまっているようだ。
関連リンク:
- http://memo.officebrook.net/20091110.html
cronによって定期的にanacronを起こすのはworkaroundとしてはアリだが、解決策ではない。 - http://ubuntuforums.org/showthread.php?p=8482125
upstartのconfファイルをいじることで解決可能らしいが、しかし、なぜ? - http://forum.ubuntuusers.de/topic/init-anacron-killed-by-term-signal/
ドイツ語をgoogleで英語に翻訳して読んだ。あまりよく分かっていないが、 「バッテリで動作しているPCではanacronを実行しない」という親切機能が誤動作を起こしているということか? - https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/anacron/+bug/497813
Launchpadにも報告されている。
Emacs 23, LaTeXモード: C-c TAB (tex-bibtex-file)が失敗する †
LaTeX文書を書くときはAucTeXとかではなく、シンプルなLaTeXモードを使っているが、 そこでC-c TABに割り当てられているコマンド(tex-bibtex-file)が正常に動作しない。
このコマンドは編集中のLaTeXファイルについてbibtexコマンドを実行するというものだが、 コマンド実行の直前に*tex-shell*のワーキングディレクトリをホームディレクトリに強制的に移してしまうため、 編集中のファイルがホームディレクトリにある場合以外、bibtexコマンドが.auxファイルを見つけられずに失敗してしまう。
Emacs上流のメーリングリストにバグ報告がされている。
- http://lists.gnu.org/archive/html/help-gnu-emacs/2010-02/msg00179.html
- http://lists.gnu.org/archive/html/bug-gnu-emacs/2010-02/msg00206.html
workaroundとしては、C-c C-c bibtexを使えばとりあえず問題ないようだ。 ・・・下流のUbuntuまで降りてくるのに時間がかかるだろうか?ちょっと心配。
Emacs23: shellモードでgnuplotすると、以降のコマンド入力がエコーバックされる †
表題のとおり。 エコーバックとはどういうことかと言うと、例えば"ls"とシェルに入力すると、 まず"ls"と1行表示されてからカレントディレクトリの内容が表示される、といったかんじ。
新しいユーザを作成して試してみたが、やっぱり発生する。
しょーもないバグだが、一応、レポートしておいた。 https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/emacs23/+bug/533270
全角文字が半角文字の2倍幅にならない場合がある †
等幅フォントでは、全角文字同士、半角文字同士の等幅は保たれているが、 全角文字が半角文字のちょうど2倍幅にならない場合があるため、Emacs23などでこれらの文字の混在するテキストをいじると混乱が生じる。 Karmic以前からあった問題だろう。
とりあえず、3の倍数のサイズならば、ちゃんと全角文字が半角文字の2倍幅になる。

