Xubuntu 8.04 Hardy Heron インストールメモ
インストール & セットアップ †
- 今回は気分を変えてXubuntuにしてみた。
インストール †
- インストーラを日本語で起動し、インストール
- 初回ログイン時に日本語を指定し、日本語をデフォルトとした。
- アップデートを140個ほどインストール。
日本語環境整備 †
- Firefoxはアップデートをしたら既に日本語化されていた。
- 日本語レポジトリ登録
- http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized を参考。
- /etc/apt/sources.listに以下の2行を追加。
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy/ deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja hardy-ja/
- アップデート。
$ sudo apt-get update
- 日本のレポジトリ用認証キーをインストール。
$ sudo apt-get install ubuntu-ja-keyring
- ソフトウェアアップデート
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade
- 日本語ローカライズパッケージインストール
$ sudo aptitude install ubuntu-desktop-ja
- 日本語Xコアフォントをインストール。
$ sudo aptitude install xfonts-ayu xfonts-shinonome
- 日本語版セットアップヘルパを起動。以下のパッケージをインストール。
- gjiten
- thunderbird
- ubuntu-restricted-extras
- xpdf-japanese
- poppler-data
- lha-jis
- realplayer
- adobereader-jpn
- adobereader-jpn-ipamonafont
- emacs-env-ja
- latex-env-ja
- latex-extra-ja
- 念のため、「システム」-「Language Support」を起動
- 以下の二つがインストールされていないというんでインストール。
language-pack-gnome-en language-pack-gnome-en-base
- 以下の二つがインストールされていないというんでインストール。
OpenOfficeへ入れ替え †
- GNOMEオフィスソフトを削除
$ sudo aptitude purge abiword abiword-common \ abiword-plugins gnumeric-common gnumeric-gtk
- OpenOffice.orgをインストール
$ sudo aptitude install openoffice.org openoffice.org-gtk
Xの設定 †
- 「システム」-「Hardware Drivers」でプロプライエタリなグラフィクスドライバをインストール。
- xorg.confの変更
- キーボードセクションに以下のオプションを設定。CapsLockなど要らない。
Option "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
- タッチパッドのセクションに以下のオプションを設定。タッピングは誤爆を招く邪悪な技術。
Option "HorizEdgeScroll" "0" Option "TapButton1" "0" Option "TapButton2" "0" Option "TapButton3" "0"
- せっかくプロプライエタリドライバを入れたが、オープンソースドライバへ戻す。
Section "Device" Identifier "Configured Video Device" Driver "radeon" Option "DRI" "On" Option "EnablePageFlip" "On" Option "AccelMethod" "EXA" EndSection - ちゃんとDRIなどの設定をやれば体感速度はプロプライエタリと大差ない。
- キーボードセクションに以下のオプションを設定。CapsLockなど要らない。
Xfce設定マネージャ †
- 諸々の設定を行う。
- 「Autostarted apps」にgnome-screensaver, pidginを追加。
- 「キーボード」-「ショートカット」で、xflock4のキーバインドをCtrl+Alt+Lに変更。
bash †
- bashrc設定エイリアス
alias ll="ls -lh" alias cp="cp -i" alias mv="mv -i" alias rm="rm -i" alias ta="ta -i" alias go="exo-open" # シリアルポートを一発設定 alias sset="stty -F /dev/ttyS0 litout raw 57600" # emacs alias emacs="/usr/bin/emacs -nw" alias emx="/usr/bin/emacs" # control video output alias v-out="/usr/bin/xrandr --output VGA-0 --mode 1024x768" alias v-off="/usr/bin/xrandr --output VGA-0 --off"
Emacs †
- .emacs設定
- 追加モードを導入
$ sudo aptitude install php-mode css-mode emacs-goodies-el
.Xresources †
! set xdvi geometry so that whole width of an A4 paper can be displayed xdvi*geometry:740x700+0+0
LaTeX †
- 追加パッケージ
$ sudo aptitude install texlive-latex-extra
開発パッケージ †
$ sudo aptitude install build-essential
Firefox拡張 †
- NoScript
- Download Statusbar
- TAGIRI toolbar
- Tab Mix Plus
Thunderbird拡張 †
- New Mail Icon
OpenOffice.org †
- Gutsy編を参照。
電源管理 †
- Xubuntuではgnome-power-managerがデフォルトで自動起動し、電源管理をやってくれる。
- 電源管理の設定はgnome-power-preferenceで行う。
$ gnome-power-preference
- gnome-power-preferenceがメニューに表示されないのはこいつの.desktopファイルに
OnlyShowIn=GNOME;
が設定されているから。
ブートオプションの変更 †
- Gutsy編を参照。
EAGLE Layout Editor †
- 電子回路CADのEAGLEをインストールしてみた。
- Ubuntuレポジトリにパッケージがあるが、せっかくなので 一次配布元から最新版をインストール。もちろんFreewareバージョン。
- インストールはスクリプトを実行することで行われる。基本的にデフォルトの設定でインストール。 すると、/opt以下にインストールされた。
- ~/.eaglercの所有者・所有グループがroot.rootになっているので、自分のユーザ・グループに変更。
- 回路図やリストを上方向にスクロールする時に表示がおかしくなったが、
XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1
を設定して起動したら直った。- この件はEAGLE配布元のCadSoftのFAQに書いてある。 http://www.cadsoft.de/faq.htm
- FAQに従い、次のようなシェルスクリプトを書いて~/bin/eagleとして保存しておいた。
#!/bin/sh export XLIB_SKIP_ARGB_VISUALS=1 /opt/eagle-5.1.0/bin/eagle
Xfce4 アプレット †
- Xfce4アプレットを使えばGNOMEアプレットを利用することが可能。
- ただ、デフォルトではGNOMEアプレットそのものがほとんど入っていないので同時にインストール。
$ sudo aptitude install xfce4-xfapplet-plugin $ sudo aptitude install -R gnome-applets
- gnome-appletsという抱き合わせパッケージになっているせいで、 他のGNOME系パッケージへの依存関係が酷い。 使いもしないGNOMEパッケージが入るのは悔しいので、せめて-Rオプションで 推奨パッケージはインストールしないようにした。
Octave3.0 †
- Matlabっぽい数値計算ソフトGNU Octaveをインストール。
$ sudo aptitude install octave3.0 octave3.0-htmldoc octave3.0-headers
- octave3.0-headersはOctave-Forgeで配布されている追加パッケージをインストールするのに必要。
テーマのカスタマイズ †
- XfceはGNOMEと違ってテーマパッケージをGUIツールで読み込むことが今のところできない。
- Webサイトなどからテーマをダウンロードして解凍したら、出てきたディレクトリをテーマ保存場所に
手動で移動する必要がある。
- システムワイドのテーマ保存場所: /usr/share/themes/
- ユーザーレベルのテーマ保存場所: ~/.themes/
alsa-utilsを用いた音量調節 †
- Xfce4にはxfce4-mixerという音量調節プラグインがついているが、スピーカの左右の音量調節はできない。
- GNOMEのミキサーを使えばいいだけのことだが、くやしいので他の手を調べたところ、amixerやalsamixerというツールがある。
- alsamixerはncursesライブラリを使って端末上に擬似GUIミキサーを構築する。マニュアル見れば使い方はすぐ分かる。
- amixerは純正のコマンドラインツール。こんな感じで使える。
$ amixer set Master 20% $ amixer set Master 40%+ $ amixer set Master 10%+,20%-
最後の例は左右チャネル別々に音量調節を行ったもの。
- amixerコマンドに対してXfce4設定マネージャでキーボードショートカットを割り当てておくと、 音量調節をキーボードでできて便利。
- これらはalsa-utilsというパッケージに含まれている。
$ sudo aptitude install alsa-utils
アプリケーションメニューの変更 †
- Xubuntu 8.10が採用しているxfce4.4.2はアプリケーションメニューに関して独特の実装をしているようだ。
- Freedesktop.orgの標準規格であり、
GNOMEなどで参照されている/etc/xdg/menus/applications.menuなどは無視されている。
- したがって、アプリケーションメニューの柔軟な編集は難しい。
- アプリケーションメニューは/usr/share/applications及び~/.local/share/applications内の.desktopファイルを かき集めて生成される。
- .desktopファイルに
NoDisplay=true
を書いておくと、そのエントリを非表示にできる。 - 二つのディレクトリに同名のファイルが存在し、かつそれらの表示・非表示が食い違っている場合、 表示されるようだ。
- .desktopエントリ編集後に
$ xfdesktop -reload
を叩いて、再ログインする。
FirefoxのフォントにXfceのヒンティング設定が反映されない †
問題 †
- Firefoxの(UIではなく画面上の)英文フォントはデフォルトでヒンティングが有効になっており、 非常に見づらい。
- 「Xfce設定マネージャー」-「インターフェース」でヒンティングを無効にすると見栄えが良くなる。
- しかし、そのままログアウトして再ログインするとなぜかまたヒンティングが有効になっている。 これは(自分が見たところ)Firefoxだけの現象であり、「Xfce設定マネージャー」では ちゃんとヒンティングが無効になっている。
- 「Xfce設定マネージャー」で設定しなおすと直る。
解決法 †
/.fonts.confを作成し、以下の内容を書いて保存。
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig> <match target="font" > <edit mode="assign" name="hinting" > <bool>false</bool> </edit> </match> </fontconfig>
/.Xresourcesに同じようなことを書いてもいいようだ。
参考 †
X開始時にNumlockを有効化する †
- X開始時にNumlockを自動的に有効化するために以下をインストール。
$ sudo aptitude install numlockx
・・・でもこれ、キーボードのLEDはいじらないんだな。 ま、自分の場合、テンキーを数字入力以外で使うことはないのでいいか。
Anacronがもたつく †
- Hardyから、/etc/cron.daily/aptスクリプト内にrandom_sleep()という関数が用意され、 最大30分間sleepさせられるようになった。
- これはサーバ機などが一斉にレポジトリへアクセスしに来るのを防ぐためだと考えられる。
- でも自分の場合はデスクトップ機で、しかも30分以内に用事が済むのなんて結構ざらにある。
- てことで、/etc/cron.daily/apt内のrandom_sleep()関数のRandomSleep変数を以下のように修正した。
RandomSleep=180 # max 3min
ビープ音をなくす †
- Xubuntuにして思ったのが、やたらとシステムビープ音がなること。
- 根本的にビープ音をなくすには、/etc/modprobe.d/blacklistに以下の1行を追加する。
blacklist pcspkr
デフォルトキーリングのパスワード入力を省略する †
- NetworkManagerを使って無線LANに接続する場合、GNOMEキーリングからパスワードを引き出す。
- このGNOMEキーリングのデフォルトのキーリングをユーザパスワードと同じものにし、
かつ、以下のパッケージをインストールすると、キーリングのパスワード入力を省略可能。
$ sudo aptitude install libpam-gnome-keyring
- インストールしてから次に現れるパスワード入力ダイアログで、次回からパスワード入力を省略する といったチェックボックスが出る。それをチェックしておく。
dvipdfmxで日本語フォント埋め込みの設定 †
- まずはIPAモナフォントをTeXから使えるようにする。
$ sudo mkdir -p /usr/share/texmf/fonts/truetype $ cd /usr/share/texmf/fonts/truetype/ $ sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipagp-mona.ttf . $ sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipamona/ipamp-mona.ttf . $ sudo mktexlsr
- mapファイルを作る。
$ sudo nano /etc/texmf/dvipdfm/embed_ipa.map
内容は、rml-jis H :0:ipamp-mona.ttf gbm-jis H :0:ipagp-mona.ttf rml H :0:ipamp-mona.ttf gbm H :0:ipagp-mona.ttf rmlv V :0:ipamp-mona.ttf gbmv V :0:ipagp-mona.ttf
- で、埋め込みを使うときは、、
$ dvipdfmx -f embed_ipa.map DVIFILE
として使う。 - ・・・埋め込みはできたけど表示はぐちゃぐちゃになるなあ。
- dvipdfmxで変換 + Adobe Readerで閲覧を前提にすればわざわざフォントを埋め込む必要もないのかも。
参考:
- http://foamy-capriccio.seesaa.net/article/35448265.html
- http://www10.atwiki.jp/shirayuu/pages/16.html#id_9232b428
Inkscape: "LaTeX数式"を使う †
- Inkscapeバージョン: Ubuntu 8.04のレポジトリからインストール。 バージョン 0.46-0ubuntu2
- 参考: http://d.hatena.ne.jp/tatatat/20081031/1225461819
少なくともこのバージョンの「LaTeX数式」スクリプトにはバグがあるらしい。 Inkscapeのレポジトリにあるスクリプトを別途インストールすればOK。
https://inkscape.svn.sourceforge.net/svnroot/inkscape/inkscape/trunk/share/extensions/eqtexsvg.py をダウンロードし、/usr/share/inkscape/extensions/eqtexsvg.pyと取り替えればよい。 バックアップとパーミッションの設定も忘れずに。
(2010/02/22 追記)
LaTeX数式で出力される数式画像オブジェクトは、ストロークとフィールが両方指定されている。 このため、Inkscapeの設定で"オブジェクトの拡大縮小についてストローク幅不変"を有効にしておくと、 数式オブジェクトを縮小した時にストロークが相対的に太ってしまう。 Inkscape上で見ると変化は見られないが、これをEPSで出力すると明らかに太っているのが分かる。 このため、"オブジェクトの拡大縮小についてストローク幅不変"設定をONにしている場合は数式画像オブジェクトのストロークをnoneに再設定しておくとよい。
(2010/09/12 追記)
LaTeX数式を使うにはpstoeditコマンドが必要。
ローカルのSVGファイルがFirefoxで表示できない †
WebサイトのSVGファイルはちゃんとFirefoxで表示できるが、 ローカルのSVGファイルはなぜか「どうやって処理するか?」訊いてくるダイアログが出て、 Firefox自体で表示できないという問題に遭遇。 Webサイトから送られるSVGファイルはきちんとMIMEタイプの宣言がされているはずなので、 ローカルのMIME周りに問題があると当たりをつけ、FirefoxのプロファイルディレクトリのmimeTypes.rdfを削除したら解決した。
マウント解除に失敗する(cannot remove directory) †
動作の怪しいUSB HDDをexo-mountを使ってマウントしたりアンマウントしたりを繰り返したら、
正常なUSBメモリをアンマウントする際に「マウント解除に失敗しました(cannot remove directory)」というメッセージが出るようになった。
/mediaディレクトリを見ると、.hal-mtabファイルに不審な記述が残っていたので、.hal-mtab-lockファイルともども削除したら正常になった。
